最近ブリーチ毛のお客様が本当に多いですね。2割くらいのお客様がブリーチ毛です。
先週くらいのお客様の一例です。
難易度的にはMAXを100としたら90くらいです(汗)
before
履歴
前回の矯正は1年前
半年前にブリーチ(当時ツートンカラーの為おそらく下半分)
その後暗くしてもすぐに色落ちする為、2週間に1度の周期でセルフカラー。
表面はカラーが何度もよく入っているようなのでぱさつきが出ており、
濡らすとふにゃふにゃっとなります。
逆に内側はわりと癖もツヤもあり、癖がのびにくいです。
毛先ブリーチ部分は前回の矯正と相まって、言わずもがな・・・です。
ホームページにもあるように、セルフカラーを1度でもしていたら一切保証は致しません。
ノークレームで。との条件での施術です。
さて、どうしようかな(汗)
部分ごとに状態がかなり違います。
数週間おきの全体カラーにより、アルカリダメージが毎回違う形で何重にもかさなっているんです。
通常のアルカリ矯正(pH8.0~9.2くらい)で行ったらまず確実に全体的に逝きます。
多分一瞬で逝きます。
微酸性領域のお薬での施術です。
根本はGMTという薬剤 pH6.2
毛先はスピエラ・チオグリセリンという薬剤です。pH5.7。ぼけてました・・・
これでも、髪の毛からしたらアルカリ方面なんですけどね。
髪自身はpH5前後だと言われているので。
アイロンの入れ方などもあれこれ工夫して、どきどきしながら仕上げのドライ。
・・・・・切れ毛やセニング(すきばさみ)の毛先がだいぶピコピコ出てしまっていますが・・・
限界を知っていただくのにちょうどいいかな・・・ということで載せます^^;
巻いたりして誤魔化したafterは何の意味もないと思ってます。
ヘアカタログ見てればいいですからね。
ドライして最後にコームでとかしてパシャです。
その後、ブローしています。
after
毛先切りたい!もしゃもしゃがなくなったぶん、アウトラインが浮き上がってきますね。
ブリーチ1回だけとかならもっといけますが、
そこにセルフカラーが月2回以上で入っていたらこれが限界です^^;;;
あるラインから突然毛羽立ちが出ていますね。
ブリーチ毛のお客様、仕上がりはあまり予想がつかないので、
今よりおさまれば・・・程度の感覚でご来店いただきますようお願い致します。
こちらのお客さまのその後
2016/4/18、2度目のご来店です。ブログに載せました こちら