ハイダメージ毛(切れるタイプ)のお客様

「相当傷んでるので覚悟はしてます」

とのような事をおっしゃっていました。

 

正直難しかったです^^;;

before

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ハイトーンカラー毛、ブリーチではないそうですがそれに近い物で

色素を抜いてカラーを入れています。

濡れた時の感じから、

毛先はおそらく薬液の濃度を調整しずに根本と同じ薬でカラーされてしまっています。

 

傷むと切れるタイプです。表面やもみあげなどにチリついている部分もありましたが、

それ以上に切れ毛の量が気になりました。

2枚目3枚目の画像で、毛先の毛量の少なさがよくわかりますね。

普段のアイロン使用もあるのかなとは思います。

 

 

癖を伸ばすことはわりと簡単ですが、

これくらいのダメージがあると髪の体力がかなり限界に近くなります(特にえりあし)

最初にシャンプーをし、ある程度補強処理をしてからの施術です。

 

 

 

かなりアルカリカラーにやられているようなので、弾力を失わないように気を付けます。

GMT、スピエラという薬剤を使用    pH5.9の酸性領域でかけていきます。

4時間半近くフルでかかりました。

 

 

after

 

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 カラーをしたわけではありませんが、

面ができて光の通り方、反射が変わるのでかなり色が落ち着いて見えます。

ハイダメージ部の毛羽立ちが気にはなりますね。

全体としてはわりとおさまりました。

心配だった襟足の部分ものびました。第一歩ですね^^